塾長の考え(小学生の時の子育て)⑩
「グッド・ベター・ベスト」。
中学2年生で習う形容詞・副詞の、
「原級・比較級・最上級」だ。
たとえば、
「happy(幸福な)」ならば、
happy – happier – happiest
といった具合。
①「幸福な」 ②「より幸福な」
③「もっとも幸福な」
①→②→③の順番で程度が変化する。
(「規則変化」という)
※中学での知識
これは「優等比較」という概念だ。
※高校での知識
さて、
形容詞「good」の場合は、
good – better – best
こういうふうに、
原級の形から別の形になる変化を、
「不規則変化」という。
(中学で習う英語の知識)
ここから「探求」が始まる。
「good」よりも「better」。
※上位概念
「better」よりも「best」。
※上位概念
つまり最強なのは「best」だ。
しかし、
この「best」には最大の敵がいる。
本来ならば相手にならないはずの、
「good」だ。
「good」こそが最大の敵。
なぜか?
高校の数学で習う知識に、
「論理」というものがある。
この中に次のようなものがある。
「逆もまた真なり」
「good」→「better」→「best」
これを逆に考えると、
「good」←「better」←「best」
一体どういうこと?
そう思われるが、
これはこう解釈するべきだ。
「good」>「better」>「best」
どうだろうか。
世の中には「good」があふれている。
「bad」は生まれてきても、
品質が悪いため淘汰(とうた)される。
「bad」は永続しないけれども、
「good」は永続する。
なぜか。
「good(良い)」だからだ。
つまり、
お客さんというものは、
本当は最良を求めているが、
実際には使用しているものが、
「良」であれば、
不満はないから使用し続ける。
変更することもない。
「より良い」
「もっとも良い」
これらの存在は知らない。
偶然の体験。または、
知人・友人の中で、
信用のある人が推薦すれば、
そのとき初めて体験する。
それで、
「あっ、これ欲しかったやつ!」
と認識すれば購入に至る。
だが、
「最良」に届かない人が多い。
「良」がそれをブロックする。
人生の原則も同じ。
超高度情報化社会の中で、
人々は情報の洪水の中でもがく。
「何が正しいのか」
「何が本物なのか」
本当にわからない時代だ。
結局のところ、
人生の質を決めるのは、
「縁」だ。
それを目の前にもってくる努力。
それを「選択する」眼力。
それが人生(幸運)を作る。




