塾長の考え

塾長の考え(小学生の時の子育て)③

「うちの子、絶賛反抗期中です!」

 

以前そのように明るくおっしゃる、

 

中3生の親御さんがいた。

 

「絶賛」の使い方が…と思ったが、

 

勢いからして感じるものがあった。

 

そう、それでいいのだ。

 

「考えるな、感じろ…」

 

何かそういうセリフが、

 

過去の名作にあったことを、

 

思い出した(笑)。

 

子育てが簡単なわけはない。

 

私が塾長になった初めての年、

 

何が一番印象に残ったかと言うと、

 

中学生のわが子への対処法で、

 

毎日なやんでいる日々を送る、

 

お母さんたちの姿だった。

 

自分も通ってきた道のはずだが、

 

親の立場になって初めてわかる、

 

そういうことは多い。

 

まずもって、

 

子どもが親の気持ちを理解する。

 

そんな「奇跡」を期待する、

 

気持ちはわかるが現実的ではない。

 

わが子が親である自分の気持ちを、

 

十分に理解するときは、

 

わが子が親になったときである。

 

経営者と従業員。

師匠と弟子。

先生と生徒。

先輩と後輩。

 

何でもそうだが、

 

同じ立場になったときにわかる。

 

身に染みてわかる。

 

それでよし、

 

そう達観しなければいけない。

 

これが1番目。

 

2番目は…、

 

反省するべきである。

 

そういう子育てをしてきたことを。

 

相手の気持ちがわかることは、

 

人間関係でもっとも大事なこと。

 

人生の苦悩の最大なものは、

 

「人間関係」のまずさである。

 

コミュニケーション力の基礎は、

 

家庭内で養われる。

 

ここは大事なところ。

 

親の経験からわが子に話せることは、

 

山ほどあるはず。

 

だが、

 

それを頭ごなしに話すのでは、

 

「指導(子育て)」にはならない。

 

わが子に共感することから、

 

始めなければならない。

 

「傾聴」が大事なのである。

 

良好な人間関係構築の基本は、

 

それ。

 

よって、

 

子どもが反抗してきた時には、

 

耳を澄ませて、

 

聞いてあげなければならない。

 

相手を理解することもなく、

 

持論を展開しても、

 

親子関係ならば感情的になるだけ。

 

そうならないようするのが、

 

親の修行というものだ。

 

しかし、

 

どうしても苦しいときは、

 

父親か部外者に協力をしてもらう。

 

そういう選択肢をもつことはあり。

 

父親が高圧的に処理する場合は、

 

一時的にその外圧に子どもは屈するが、

 

その効果は長くは続かない。

 

というか、

 

それはそもそも「効果」ではない。

 

部活動の顧問や塾の先生に頼む。

 

そういう場合もあるだろうが、

 

「レギュラーから外すぞ」

「成績が上がればいいだけだろ」

 

などといった結末だと、

 

中学生の間はいいかもしれないが、

 

高校生の時にはもう通用しない。

 

それは「自立型」の指導では、

 

ないからだ。

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