塾長の考え

超二流5

成績を上げていく上で大事な条件。

 

1.正しい学習方法

2.努力の継続

 

以上の2点に加えて、

 

3.素直な心

 

これが必須。

 

 

もちろんこの「素直な心」を持たずにわがままに頑張って成果を上げる。

 

そういう生徒もいる。

 

もともと早い時期(=小学生)から自覚して毎日の勉強の習慣が確立できた生徒。

 

そういう生徒は自力でグングン伸びていく場合がある。

 

ただし、この場合は自宅の学習環境が整っていること、

 

優良な教材を使用していること、

 

その子の素質や才能が優れていることなどが前提条件だ。

 

 

個別指導塾の場合は「指導」という技術を使って他人である生徒を鍛える。

 

その時には講師側には必ず「育成プラン」というものがあり、

 

その生徒用に「指導方針」を持っているものだ。

 

ただし、この指導が開始されるときに生徒側から自己中心的な要望が出たら?

 

この要望が真の学力向上という点で的を射ているならばいいのだが、

 

生徒本人にとって「目先の優先事項」と思われること(=例えば今日の宿題の処理)、

 

に対しての強い要望(=宿題を教えてください、明日提出するので)が出ると、

 

「育成プラン」は一旦停止となり、その日の指導で開始できなくなる。

 

そして生徒がどうしてもやりたがるその「目先の優先事項」というものは、

 

目先の大したことのない結果(=義務)を処理するためだけのものであることが大半。

 

つまり「重要事項」の処理ではなく「緊急事項」の処理なのだ。

 

 

そしてこの「緊急事項」を処理すると生徒本人は一時的な安楽が得られるために、

 

これを優先したいし、それが処理できると緊張感から解放されるために、

 

「重要事項」の処理ではなく「どうでもいい」ことをストレス解消と称して実行する。

 

※「どうでもいいこと」は生徒により異なるが一例をあげると、

 

小学生なら、マンガやアニメやゲーム

中学生なら、テレビやゲーム

高校生なら、上記に加えて「スマホいじり」

 

 

結果的に「重要事項」の処理は行われることなく先延ばしになり、

 

塾に来ても自己の要求(=明日これこれがあるから助けろ)に応える講師が便利なため、

 

気にくわない(=自分の思い通りにならない講師)を、

 

相性が悪いからといって親から教室長に電話させてチェンジして、

 

自分の欲求を満たす講師(=いいなりになる講師)を欲する。

 

 

これで真の学力がつくわけはないし、成績が上がるわけはない。

 

ましてや高校入試ならまだしも全国レベル(=ハイレベル)の大学入試において、

 

その生徒が合格を勝ち取ることはまず不可能だ。

 

 

「素直な心」がなければ指導者の英知を活用できないから状況が改善できないのだ。

 

※ちなみにこれは当塾のケースの話ではない。

(当塾には講師のチェンジの制度はないし、わがままな生徒はやめてもらう)

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