塾長の考え(朝日新聞の取材)
2日ほど前に、
「取材よろしいでしょうか?」
という電話が北斗塾本部にあり、
スタッフが詳しく聞いてみると、
朝日新聞の取材だと言う。
「何で私が東大に!?」
このフレーズは某予備校の広告だが(笑)、
「何で自分に取材を申し込んでくるの?」
と思った。
さきほどその取材は終わった。
(約1時間ほどだった)
内容は、
「高校受験に関すること」
だった。
質問は5つの項目に分かれており、
Zoomによる取材だった。
この取材内容は来週の朝日新聞に掲載されるらしい。
どういう風に掲載されるか。
何をカットするのかしないのか。
そこを楽しみに待ちたい。
だがここで心配事が1つ。
私は宮崎日日新聞しかとっていない。
そういうわけで、
見逃す可能性は大である。(笑)
ただし1つだけ、
取材してきた方に釘を刺しておいた。
高校入試が『一大イベント』であるかのように、
記事を書かないでほしい、と。
他塾のチラシ、ブログ、ネット。
それらもそうだが、
あまりにも「あおり過ぎ」だと感じる。
他県の詳しい事情は知らないが、
宮崎県の場合にはそんな大した競争率でもなく、
問題自体も「易しくはない」が、
合格するには難しいレベルの問題ではない。
他塾の冬期講習のチラシが散見されるが、
「今なら早割!」
「無料無料無料!」
とか、おかしいんじゃないの?
あくまでも個人の感想なので、
少々過激に聞こえるかもしれないが、
そこは容赦してほしいが、
「何か違うだろ」
と思う。
たしかに私も学習塾の塾長であり、
オーナーでもあるので、
この「教育ビジネス」で生計を立てているが、
そんなに「商業主義」で行くの??
そう思ってしまう。
物品販売ではないんだよ。
航空券の販売ではないんだよ。
食料品のセールじゃないんだよ。
家具の大安売りじゃないんだよ。
通販の宣伝(社長、もっと安く!!)
こんな感じのものでは、決してない。
どの商売も真剣勝負なのは同じだが、
塾はもっと「勝負論」がある。
入試に合格するかしないか。
この勝ち負けは格闘技やボクシングに近い。
まあボクシングは格闘技だと私は思っているが。
(「競技だ」と言っているチャンピオンもいるので)
勝者と敗者の姿が克明に目の前にある。
それを見るのが格闘技の試合だ。
私の感覚はこれに近い。
受験とは格闘技と同じように残酷であり、
また「夢」でもある。
受験生もその親御さんもみな重圧で苦しい。
今の時期は特にそうだ。
だから、
昨今の他塾のチラシや宣伝は、
私には相いれない思想に見えるのだ。




