塾長の考え(塾長になって34年目)⑨
「『AI』は人間の知能を超える」
これがいつになるのか。
以前からこれ(シンギュラリティ)は、
2045年だと予想されていた。
だが、
昨今の「AI」の進化のスピードは、
あまりにも早すぎる。
大手の企業(例えばソフトバンクなど)、
それらが「AI」開発会社に対して、
莫大な投資をしているのが現状。
先ごろの発表では、
ソフトバンクがトヨタを抜いて、
時価総額が日本一になった。
これも「AI」への投資が、
成功していると見られているからだ。
「『AI』が人類を超える」
これは人類誕生から今までで、
初のことである。
画期的なことである。
歴史を振り返ってみると、
①活版印刷の発明
②インターネットの登場
③スマホの普及
こういったことが、
社会の構造を激変させてきた。
根本的な変化を社会にもたらした。
そして今度は「AI」である。
私が関わっている企業でも、
仕事が根本的に変化している最中、
それが現在の状態だ。
私や親御さんたちが今までに見てきた、
「社会」とは別の社会が誕生する。
その時代を生徒たちは生きていく。
どれだけ「真の学力」が必要か。
「真の学力」=「仕事遂行能力」
これを最高に強く認識するべき、
そんな時代の真っただ中である。
で、
生徒の持つ、
スマホ(タブレット)の中にある、
その「AI」は何をしでかすか。
「依存型」タイプの生徒の脳に入り込み、
完全にハッキングする。
スマホ依存症の生徒(子ども)が多くいる。
これに加えて「AI」が、
さらに生徒を依存型人間にするのは、
疑いようがない。
脳科学の世界では周知のことだが、
脳には「可塑性」というものがあり、
人は勉強を重ねれば重ねるほど、
賢くなっていく、
学力が上がる。
現代の脳科学では既に、
判明している。
一週間筋トレをしなければ、
筋肉は減る。
これと同じで、
理解できない問題は「AI」に聞く、
これを繰り返すと、
そこそこ完成された学力のある、
大人はいいが、
(学力が)発展途上の生徒には、
まずい。
楽をしたいという欲求が、
本来、誰でもあるので、
(生徒は)
基礎的な勉強をしなくなる。
なぜしなくなるのか?
その答えは、
その勉強(学校の宿題・課題)自体が、
やらされている(強制されている)もの、
そう認識しているからだ。
また、
各塾の塾長(塾講師)も、
己の幼少期である過去の経験より、
「宿題(課題)はやらされるもの」
という認識が今でもあれば、
生徒の「AI」での宿題処理を、
(仕方なく)認めるという、
過ちを犯すことになる。




