塾長の考え(塾長になって34年目)⑥
●集団授業
●「AI」の使用を強調
●毎日塾に通う(自習)ことを奨励
●特定の教材を1番だと薦める
●「優秀な先生の授業だ」と誇張
●「ルート〇〇」みたいな秘策を披露
意外に思われるだろうが、
上記6つの特徴(?)には、
落とし穴がある。
生徒の保護者(親御さん)だけでなく、
プロであるはずの塾長(塾講師)でも、
この落とし穴に落ちるのが大多数。
なぜか?
前回も話したが、
生徒が「主役」だという視点が、
ない。
自塾の視点で宣伝する。
自塾の視点でものを言う。
これでは上手くいかない。
専門家であるがゆえに、
盲点が生じている。
その盲点とは、
「生徒には潜在能力がある」
という視点(認識)である。
コレが抜けている。
集団授業をする塾の講師(塾長)は、
全員気づいている。
個別指導にはかなわない、と。
その証拠に多人数の塾は必ず、
「学力別クラス編成」
というものをやっている。
より成績が近い生徒の集団の方が、
成績が上がるということを、
知っている証拠だ。
※その究極の姿こそ個別指導だ。
次に、
「少人数を強調する集団授業塾」
これも同様で、
少人数の方が目が行き届くことで、
成績が上がりやすいということを、
知っているからこそ、
「少人数」を強調する。
ちなみに、
「対話しながらの授業」
を強調する塾もあるかもしれないが、
個別指導はもろに「対話」なので、
比較にもならない。
「個別指導」の塾ならばいいのか?
単純にそうではない。
個別指導の塾講師がバイトの場合。
大学生の場合。
あらゆる点で「危ない」。
1つだけ言えるのは、
アルバイト講師の「生徒としての学力」と、
「指導者としての能力(スキル)」は別。
野球でいうところの、
「名選手、必ずしも名監督ならず」。
特に危険なのは、
一見学力が高そうに見える医学部医学科の生徒。
最初から優秀で医学部医学科に進学した生徒。
最初から「(自己の)基準」が高いので、
できない生徒の気持ちがわからないことが、
多い。
「何でこんなこともわからないのかな」
「その程度の勉強時間で医学部受験?」
「この問題はこうやるんだよ!」
※自己流の押し付け
「ぼくはこうやって勉強してきたよ」
※生徒にあてはまらないやり方を推奨
「学校(大学)の勉強が忙しくなってきたので、
(塾講師を)やめます」
※自分最優先(無責任)
昨今ならば、
「AIを使えば楽に問題が解けるよ」
とさえ言いだしかねない。
「AI」を安易に使ってはならない。
生徒はそれで学校の宿題をすませる。
そのために使う。




