塾長の考え

超二流3

勉強すればできなかったことができるようになる。

 

→練習すれば上手くなる。

 

塾に入ったあとは成績が上がる。

 

→勉強時間が増えるので成績が上がる。(塾の質に関係がなく?)

 

 

一時的な成績アップはまだまだ本物のアップではなくて、

 

本来のその子の成績(=順位)に戻りつつあるだけのこと。

 

 

真の実力は継続した普段の努力からしか培えない。

 

 

どうしても目先の目標にとらわれるとそればかりが気になって、

 

無理な勉強をしようとして結局は上手くいかない。

 

自然の法則といっしょ。

 

 

種をまいてすぐに芽が出て茎が伸びていくわけではない。

 

それ相応の時間がかかる。

 

 

この時間が待てないという保護者がいる。

 

受験生の保護者に多いが、その気持ちは痛いほどわかる。

 

私も同様の経験は山ほどあるし、そういう保護者はたくさんいたからだ。

 

 

でも、待たなければならない。これが正解だ。

 

 

別解はない。

 

 

実は塾に入ってきても成績的にすでに重症である生徒もいる。

 

もはや現学年の学校での授業が理解を助けるものとして機能していない。

 

とっくの前からおかしい状態であるが、改善できないまま今日が来たのだ。

 

 

もちろん学習工程をその生徒の学力に応じて組んで、

 

再学習すればその生徒の学力は再生できるのだが、

 

受験日が近くなってきた中学3年生や高校3年生だったりすると、

 

精神的に焦ってきて(親も子も)無理難題を言ってきたりするし、

 

そうかと思えば生徒自ら自分が今やらなければならない勉強よりも、

 

学校の行事(あるいは皆に等しく配られる学習課題)を優先したり、

 

また、それらの反動で休日に自宅では無気力になってみたりする。

 

(そして当然だが親から「受験生の態度じゃないよ」と叱られる)

 

これを「負のスパイラル」である。

 

 

また親が結果を早急に求めてプレッシャーをかけるとダメになる。

 

 

受験は個人戦のはずだが、

 

受験勉強の段階(=時期)に入ったら、

 

受験勉強自体は団体戦であると言わざるを得ない。

 

保護者も完全にこの場合チームメイトであり、

 

わが子にかける言葉が不用意だと、

 

わが子(=生徒)は一気におかしくなる。

 

 

それも…簡単に。

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