塾長の考え(人生の分岐点)
先日家族であいさつに来られた。
予備校生のⅠくんと、
そのお父さん、お母さん。
宮崎大学医学部医学科に、
Ⅰくんは地域枠推薦で合格。
①1次試験(宮崎県庁)
②面接(宮崎大学)
③大学入学共通テスト
この3つを突破したから合格。
※地域枠推薦とは宮大医学部卒業後、
宮崎県で医師としての活動を、
最低でも9年間はしてくれる、
そういう約束ができる生徒の、
推薦入試である。
Ⅰくんはスタート時の点数が、
「点数」と言っても、
昨年度の「共通テスト」だが、
600点台(1000点満点)。
この点数だと、
宮崎大学医学部医学科の合否判定は、
「E判定」
現実的にここから、
医学部医学科の受験をしても、
勝ち目はほぼない。
予備校を探すときに、
Ⅰくんのお父さんが、
延岡市(宮崎県北部)から、
宮崎市に転勤になりそうだから、
「宮崎市で予備校を探そうか」
となり面談となった。
お父さんがネットで調べ上げて、
北斗塾予備校にたどり着いた。
Ⅰくんの話によると、
お父さんの勧めにより、
面談に来ることを決めて、
そのときの内容で決めた、
ということだった。
つまり、
「予備校」と言えば他の選択肢、
例えば親しい先輩が、
「〇〇〇予備校で合格したよ」
と後輩に言うことが口コミとなり、
「じゃあ僕もその予備校に行けば…」
となって入学を決める。
あるいは仲の良い友達たちが、
「一緒に頑張ろうぜ!」
そう誘ってきたらうれしいから、
「よし、1年間一緒にやろうぜ!」
となってその予備校に入学する。
そんなケースがほとんど。
「親の勧め」と言っても、
そのほとんどは、
そこの合格実績数で判断して、
「この予備校が(多分)いいはず」
と決めることがほとんど。
実際に先輩が勧める、
〇〇〇予備校の、
医学部医学科合格実績(全国)は、
200名以上。
北斗塾予備校の医学部医学科、
そのときの合格実績数は「2名」。
はたして大多数の親御さんならば、
どう判断するだろうか?
Ⅰくんは「延岡市」の高校卒業。
そのせいで私はある生徒のことを、
面談時に思い出していた。
北斗塾予備校の第1号の生徒である。
(参照:「予備校1年目の話」)
第1号の生徒は2浪目で預かったが、
1浪目はどこの予備校かと言うと、
まさにその「〇〇〇予備校」。
その生徒のことを思い出し、
その生徒と故郷が同じ生徒が、
目の前にいるのか…と思った。
その瞬間こそが私と、
Ⅰくんとお父さんとの「出会い」で、
彼とその親御さんにとっては、
「人生の分岐点」。
今となっては感慨深い。




