塾長の考え

塾長の考え(親の学習とは)③

「わが子が思うようになりません」

 

そういうことを言ってくる、

 

親御さん(特に母親)に、

 

今までにたくさん出会ってきた。

 

 

 

では、

 

「思うようにならない」とは、

 

どういう意味だろうか?

 

その内の1つは、

 

間違いなく、

 

わが子の「勉強」に関すること。

 

 

つまり、

 

わが子の(学校の)成績のことだ。

 

成績が悪いことが「苦痛の種」なのだ。

 

勉強ができて成績の良い子がいる。

 

わが子はどうしてそうならないのか?

 

1.いいやり方(学習法、勉強法)は、

 

 「あるのかしら?」

 

2.成績が上がるためには、

 

 「どこの塾に通えばいいのかしら?」

 

 

実はどちらにも「正解」らしきものは、

 

すでにあるのだが、

 

それらよりも、

 

親御さんには自覚しなければならない、

 

大事なことがある。

 

それは、

 

親御さんたち自身が、

 

どのように「自分の人生」に、

 

取り組んでいるのか、だ。

 

 

例えば「仕事」。

 

積極的な心構えをもって、

 

毎日楽しく嬉々としてやっているのか。

 

それとも、

 

「生活のため」として、

 

義務的に取り組んでいるのか。

 

もしも義務的にしているのなら、

 

いろんなストレスを日々受けているはず。

 

いや、

 

正確に言うと誰でも仕事をすれば、

 

大なり小なりストレスを受ける。

 

それが仕事であり、

 

ストレス(問題)を解決することで、

 

明るい未来を開いていける。

 

周りを良くしていける。

 

会社(組織)を良くしていける。

 

自分も評価を受けて良くなる。

 

 

ストレスを受けても、

 

それをチャンスととらえて、

 

自分の成長にもつなげていける。

 

 

そういう仕事をしている親御さんが、

 

わが子を育てていけば、

 

わが子も似たような価値観をもち、

 

場所は会社ではなく学校になるが、

 

同じように自分の人生に、

 

取り組むだろう。

 

 

つまりは、

 

「子は親の鏡」

 

ということ。

 

「わが子を思い通りにしたい」

 

そう考える前に、

 

「わが人生(自分)を思い通りにする!」

 

そういう気構えが、

 

親御さんたちに必要な考え方だ。

 

 

人生100年時代において、

 

私(50代)も含めて、

 

30代、40代、50代の、

 

親御さんたちは、

 

まだまだいくらでも好転していける。

 

そのつもりで日々を生きていく。

 

その姿勢と行動が、

 

わが子には必ず伝わる。

 

なぜなら、

 

「1つ屋根の下」に暮らしているから。

 

 

親御さんから日々発散される、

 

「気(波動)」が、

 

わが子に毎日影響を与えていることを、

 

もっと自覚しなければならない。

 

事件は、

 

「子どもに」

 

起きているのではなく、

 

「親御さんに」

 

起きているのだ。

 

 

(続く)

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