塾長の考え

入試は勝負だ。(その2)

7月20日(土)午後6時すぎ。

 

K君とガッチリと握手をする。

 

明日は彼の人生の分岐点となる日だ。

 

航空大の入試は毎年7月の第3日曜日にある。

 

つまり明日7月21日(日)が試験日なのだ。

 

飛行機操縦科の定員は108名。

 

出願資格は、

「学校教育法による修業年限4年以上の大学に2年以上在学し、全修得単位数が62単位以上の者」が基本。

 

K君は熊本大学を卒業間近に控えた今春に私の目の前に現れた。

 

3月からガンガン勉強を始めて7月には受験という4~5月間での勝負となった。

 

試験科目は、

第一次試験:総合Ⅰ(筆記)、英語(筆記、リスニング)、総合Ⅱ(筆記)
第二次試験:身体検査A(心理適性検査を含む)、身体検査B(脳波検査)
第三次試験:面接試験及び飛行訓練装置による操縦適性検査

 

北斗塾での予備校部門は2部門あり、

①大学に進学することを目的とする北斗塾予備校

➁航空大学校に進学することを目的とする予備校

の2つである。

 

K君は②の航空大予備校に入学してきたのだ。

 

航空大予備校は(株)北斗塾の管轄予備校でこれまでの航空大への合格率(一次)は80%を軽く突破する。

 

パイロットになるための予備校は他にもあるのだが、北斗塾の航空大予備校に入学する生徒はほとんどが学力の点で心配がある生徒だ。

 

そういうわけで一次試験合格までのお手伝いとなるわけだが、塾がやる予備校は学校法人がやる予備校よりも合格率が高くないとそもそも話にならないし、夢がない。

 

そういう意味でK君を航空大学校に合格させること。

 

これが今年まずやらなければならない目標となった。(3月時点)

 

(続く)

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