塾長の考え(共通テストに向けて)⑦
12月に入って始めた、
大学入試共通テスト対策。
12月1日(月)から、
12月26日(金)の17時まで。
突っ走った結果がついに出た。
私が予備校生に掲げた目標は、
「90点アップ / 1000点満点」
これを1ヵ月で。
ちなみに北斗塾予備校生のTくんの話。
これによると、
彼の友人の〇〇くんは、
有名な某予備校(集団授業)に通っているが、
現時点での成績が昨年と比べてみて、
「1点も上がっていない」らしい。
170点以上(模擬試験においてだが)、
スコアが上がっているTくんからすると、
「それって、かなりヤバいっすよね…」
と友人のことを心配していたが、
そんなことは実は普通に起こる。
だが、
ほとんどの(予備校生の)親御さんは、
1パーセントもそんな未来を想像して、
各予備校にわが子を入学させたわけではない。
どの親御さんも、
わが子が1年間必死に勉強すれば、
しかもそれは多額のお金を投じて、
確かな合格実績のある(はず)の、
有名予備校に入学させてのことだから、
「絶対に点数は上がる」
と思っているし、
有名予備校だからこそ、
「安心」
と思っているわけで、
それがまさか…、
「1点も点数が上がらない」
そんなことは誰も予想しない。
北斗塾予備校に通っている生徒の、
親御さんにも9月時点で、
全員に聞いてみたが、
誰もが「必ず」成績は上がると信じていて、
問題はそれが「どのくらい」上がるか、
それが興味の的だということだった。
中には有名予備校に行けば、
「300点」くらいは上がる。
そう思い込んでいた親御さんもいた。
そこまでいかなくても、
「200点くらいは…」
そう考える親御さんは多い。
以前にこのブログでも話したが、
予備校生が1000人いても、
「100点」のアップ、
これができる生徒は100人いない。
これが集団授業の予備校の実態だが、
この事実を親御さんたちは知らない。
(予備校側も当然だが言わない)
ここまでが予備知識だが、
要するに1ヵ月で「+90点」。
このような目標を掲げたところで、
それは「絵に描いた餅」であり、
ふつうならば不可能な数字だ。
ここまでが(長い)前置きとなるが(笑)、
北斗塾予備校生は12月の、
1ヵ月の特訓の結果どうなったのか。
完全な自慢話になるが(笑)、
約4週間(26日間)で、
1人あたり平均で伸びた点数は、
26日10時の時点で、
「+99点ジャスト」
同日の17時の時点で、
「100.7点」
証人はその場にいた、
予備校生全員である。




