塾長の考え

2023 自治医科大合格 ②

思い起こせば最初の面談時の父と息子の会話は、

 

「もう時間がないんだから今行っている塾はもうやめだ」

 

「何でやめないといけないの」

 

「もうこっちの塾でしっかりとやった方がいいんだから!」

 

「やめたくないよ、何でそうなるの」

 

「甘いこと言っている状況じゃないんだぞ!」

 

「いや、そこの先生にも良くしてもらっているんだから」

 

「…」

 

「勝手に決めないでよ、もう」

 

 

お父さんは北斗塾に息子を全部任せたい。

 

息子は週2回行っている今の塾(英語専門)を辞めたくない。

 

 

「体験して決めるから、それでいいやろ!」

 

 

無料体験を2回してから本人に決めてもらうことに。

 

 

結局今行っている塾は週1回だけ行くことにして、

 

残りの平日は全部北斗塾に来ることになった。

 

これは北斗塾としては「非常時の特例」

 

 

原則として北斗塾では毎日塾に来ることを認めていない。

 

毎日来るようにしたら塾への依存心が大きくなるからだ。

 

それは生徒のためにならない。

 

 

特に中学生の時にそれをやってしまったら、

 

自宅学習の力を養成する貴重なチャンスは奪われ続け、

 

毎日でも塾に行かないと、

 

「先生がいないと勉強が進まないよ!」

 

と子は親に言ってくるようになり、

 

毎日塾に送り迎えしないといけなくなる。

 

 

その塾の教室長の思うつぼ。

 

 

毎日来たところでほとんど自習。

 

わが子に聞いてみれば事実は明白。

 

 

塾に毎日通えると言っても、

 

実質的に場所の提供をするだけ。

 

 

 

塾に毎日来るように上手く仕向ければ、

 

めでたく塾依存症の生徒が誕生する

 

 

自宅学習ができるように育てないと、

 

主体性のある人間にはならないのに、

 

もしも高校生でこの状態だと重症。

 

これが大学受験の失敗につながる原因の1つ。

 

 

仮に大学に合格しても、

 

自力で自宅学習する習慣がないため、

 

大学で留年する可能性も大きくなる。

 

そんな指導を親御さんが望んでいるはずがない。

 

 

(続く)

関連記事一覧

塾長ブログに関して

このサイトでは、2018年6月29日に開始した塾長ブログ全記事を読むことができます。

Recent articles / 最近の記事

関連リンク