塾長の考え

無敗の法則8

学校が授業を毎日すること。

 

そのおかげで生徒にとって学習進度という点で、

 

受験までのペースメーカーとなっている。

 

学習塾は学校での授業に遅れがちだったり、

 

成績が悪くなった生徒の駆け込み寺的な感じで、

 

1980年代の日本に増えてきた教育機関だ。

 

そういう救済的な要素もあれば、

 

都市圏においては特に中学受験などの激烈な競争、

 

そういった受験に勝つための教育機関、

 

そういう意味でも利用されてきているという歴史がある。

 

学校はどうしても総合教育の場なので、

 

受験に特化した授業や指導をすることは本意ではない。

 

それでも地域住民のニーズに応えようとだいぶんと今でも、

 

無理をして学校の先生方は対処しているように見える。

 

そのせいで大勢の学校関係者の方は疲弊している。

 

守備範囲外をやろうとしているためオーバーワークなのだ。

 

私の塾でも保護者の方で学校の先生をされている方たちは、

 

誰もがいつも疲労困憊の状態でありながら、

 

毎回塾へとお子さんたちの送り迎えをされている。

 

均等に教育の機会を与えなければいけないという使命があって、

 

学校の先生方は日夜努力をされているが、

 

受験は均等の努力を超えたプラスアルファの努力、

 

それをした生徒だけが勝ち残る競争なので、

 

必ず学校には不満を持たれる保護者の方々は一定数出てくる。

 

学校の枠からはみ出たレベルの指導や授業は学習塾の専門分野だ。

 

だから学習塾の方は保護者の方から期待されて仕事をする。

 

本当は学校とその近隣の学習塾とで話し合いを行い、

 

無駄な教育に時間をかけないように、

 

例えば授業は学校がやって、

 

塾が演習をして生徒の力をつける。

 

などといった役割分担を明確にして仕事をすれば効率的だろう。

 

こういった構造上の問題点が今でもあるために、

 

学校と塾を両立しようとする生徒および保護者の方たちは大変だ。

 

これが1点目に指摘したい問題点。

 

でも、この問題も今後解決されることはないだろう。

 

あっても恐ろしく先のことだと思う。

 

まだショッキングな問題点はある。

 

特に宮崎県在住の保護者の方たちにとって。

 

それは……。

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