塾長の考え

時は止まらない、悲しみの中から立ち上がれ

久しぶりにブログを更新する。

昨年4月に敬愛していた大事な伯父を亡くし、

半年は外に向けて発信する気力と時間は取ることができない、

そう思っていたし、実際に自分はそのような精神状態だった。

 

また昨年12月には実の母を亡くし、

これでまた年明けから外に向けて発信する気がなくなった。

「死」というものは誰にでも必ず来るものなんだと心底実感した。

 

それでも……、周りの状況は進んでいく。

 

何もかも待ってはくれない。

 

時計の針は進む。

 

自分の気力が充実していようが、そうでなかろうが、

世の中は進んでいき、いろんな結果が次々と出てくる。

受験の結果もまた同じ。

 

毎年のことだが塾生の合否の結果が出てくると、

いろいろと考えさせられる。

 

北斗塾には合格した生徒も不合格になった生徒もいる。

個別指導をする塾であり予備校なのに、

不合格になる生徒が1人でも出てくるとどうしても胸が痛む。

「1人でも不合格者を出したくないから個別指導をしていたんじゃないのか!」

そう自分に吐き捨てる。

「もっとやる気が出るように早い時期に喝を入れるべきではなかったのか」

「時間が足りないとわかっていたときにどうしてもっと強く生徒にそのことを言わなかったのか」

時をさかのぼって「タラレバ」の反省が続く。

 

その時そのときでどの生徒も自分たちも全力で努力していたとしても、

結果が伴わなければ、

「あのときもっとやれたのではないか……」

過去を思いだし、ついついそう思ってしまう。

 

しかし……。

いつまでも打ちひしがれているわけにもいかない。

生徒もその親御さんたちもそうだろう。

 

「悲しみの中から立ち上がれ」

 

自分に言い聞かせて今日も自分のやるべきことに向かう……しかない。

結局、人生とは「出直しの連続」なのかもしれない。

 

今回の受験でダメだった生徒諸君!

あきらめたら、そこで試合終了だよ。

あきらめない心に、いつか栄冠は輝くのだから。

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