塾長の考え(高校野球宮崎県決勝)
初めて宮崎県決勝を見た。
小さいころから野球少年だった私は、
高校生までは夏休みは高校野球中継の虜だった。
いつのまにかその頃から30年以上が過ぎ、
今や野球をテレビで見ることはほぼない。
高校野球もしかり。
だが昨日の決勝はちょうどお昼休憩時。
スタッフが要してくれたスマホには、
今まさに勝負が決まらんとする場面が、
映し出されていた。
タイブレーク。
新しいルールが導入され、
延長はなくなった。
ここでも新時代だ。
さて、
結果は宮崎学園の勝利になった。
地元宮崎市の学校だし、
北斗塾に一番近い高校だし、
塾生が数名通っているという点で、
応援したしうれしかった。
スタッフいわく、
うちの生徒たちは現地に応援に行っているらしい。
良かったね、貴重な経験ができて。
選手たちのがんばりも、
監督の頑張りも、
関係者の頑張りも、
全部報われて良かった。
と、単純にこういくはずだったのだが、
泣き崩れている選手たち(聖心ウルスラ)の、
様子が画面に映し出されているのを見ていたので、
胸が痛んだ。
努力してもあと一歩が足りない。
こういう現実を見せつけられたからだ。
野球だけに限らず、
必死で努力しても、
あとほんの1歩だけが足りない。
そういうことがある。
指導者として彼らの姿から学び直せた。
ありがとう。
それと、
聖心ウルスラの選手たち。
負けたかもしれないが、
人生の闘いはずっと続く。
野球で得たものは決して自分を裏切らない。
人生の優勝を目指して明るく生きていってほしい。