塾長の考え

塾長の考え(親の学習とは)⑤

「子は親の鏡」

 

まずはこのことを認識する。

 

認めることからすべては始まる。

 

 

わが子の成績が良くなってほしい。

 

そう願うのは親御さんの純粋な気持ち。

 

 

では、

 

親御さんの方は、

仕事で成績が上がっているのか?

 

そこはどうなのか。

 

 

仕事で成果を上げることができる。

 

そういう親御さんのお子さんが、

 

勉強で成績が上がらないとは、

 

いったいどういうことか?

 

 

社会人にとっての「仕事」とは、

学生にとっての「勉強」にあたる。

 

成果を仕事で上げることができる、

 

そういう親御さんは、

 

ものごとで成果を上げるノウハウを、

 

知っているということになる。

 

それをわが子に語ってあげればよい。

 

 

仕事を楽しくやっている親御さんの、

 

お子さんが勉強を楽しくやっていない。

 

 

それはおかしい。

 

 

いかに仕事が楽しいかを語る、

 

そのような親の姿を見て、

 

子どもの方もそうなりたいと思う。

 

 

尊敬するし憧れる。

 

友だちにも自慢したくなる。

 

「うちの親はね…」、と。

 

笑顔で話すことだろう。

 

 

それを聞いた友だちはどう思うだろうか?

 

 

「いいな~」

 

だろうか、それとも、

 

「うちの親だってね、○○なんだよ!」

 

と自慢返しをするだろうか。

 

 

基本的に子どもは親が大好きである。

 

当然のことだ。

 

 

お父さんやお母さんが、

 

毎日楽しく仕事をして、

 

それが夕食時やその他の時間であっても、

 

「今日は(仕事で)こんなことがあってね」

 

などと楽しく会話する関係性があれば、

 

 

ふつうに考えてみても、

 

 

お父さんやお母さんのように、

 

僕(わたし)も勉強を楽しくやりたい。

 

 

そうなっていくのが自然な流れ。

 

そう。

 

「自然な流れ」

 

これが家庭の中で生じているか?

 

これを家庭の中で起こしているか?

 

 

その「流れ」をつくるのは、

 

他でもない両親である。

 

両親ともにプロデューサーなのだ。

 

 

「家庭」というものは、

 

「会社」と同じであり、

 

ぼ~っとしていては、

 

悪い方に動いていくものなのだ。

 

それは会社経営といっしょ。

 

家庭も「経営する」という認識が、

 

あるのとないのとでは、

 

結果(状況)がまるで違うものになる。

 

 

特に、

 

母親がそもそも明るい性格なのか、

 

そこがきわめて大事。

 

 

もしも明るい性格でない場合は、

 

キャラ変してでも、

 

陽性にならないといけない。

 

 

わが子の子育てという一大事業に、

 

真剣に取り組みたいならば、

 

母親は「女優魂」を持つ必要がある。

 

 

(続く)

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