塾長の考え(比較) 前編
「間違い探しクイズ」
というものがある。
「Aという画像」「Bという画像」
2つの画像を見比べてどこが違うか。
それを見つけるクイズだ。
※説明する必要はなかったが(笑)。
この間違い探しクイズで正解を出せる、
最大の理由は「並んでいる」ことだ。
Aの画像とBの画像が並んでいるからこそ、
「違い」がはっきりとわかる。
もしも並んでいなければ?
正解することは非常に困難だろう。
そう。
「違い」は並んでいないと比較しにくいから、
見分けることが急に困難になるのだ。
先日、Nくんが言ってきた。
「先生、国語が9割以上取れました!」
「何、ついにか!!」
「はい!(満面の笑顔)」
「あとは?」
「はい、数学がまだです」
「そうか…、残るは数学か」
「はい、がんばりますっ!」
「OK]
こんな感じのやり取りだったが、
この「9割」とは高校入試の問題レベル。
中学3年生の受験レベルである。
※4~5ヵ月の2ヵ月かかった。
そしてNくんは予備校生だ。
※今年の3月に高校卒業した。
Nくんは門川町から毎日電車で来る。
※片道が1時間半かかる。
ちなみにKくん(予備校生)も電車通いだが、
延岡なので2時間くらいかかる(苦笑)。
Kくんはまだ合格出来ていない…。
高校入試の問題レベルが高いのか?
(実は9割という「ハードル」が高いかも)
しかし、
高校入試の問題で9割もとれない学力。
9割取れない「思考力」。
これでは、
大学入学共通テストの「思考力」問題は、
かなり本人からすれば難しく見えるため、
共通テスト模試を受験するたびに、
意気消沈することになる。
※自信がなくなっていく。
昨今の県立高校入試問題は、
この大学入学共通テストの問題構成を、
よく意識して作成されている。
共通テストの3年前バージョン(記述版)、
と言ったところか。
だからこそ、
高校入試程度の問題で「ギブアップ」では、
お先が知れている。
特別難易度が高い大学を受験しなくても、
楽々と志望大学を越える学力が欲しいのならば、
高校入試問題程度は9割が必要。
妥協したら、一生後悔することになる。
「8割ではダメですか?」
ダメではないが、
「高校入試程度の問題で妥協するの?」
と聞き返したい。
妥協はいくらでもできるし、
どうしようもなくなれば、すればいい。
でも、
「『今でしょ!』じゃないだろ?」
と言いたい(笑)。
結局、20年近く予備校を運営してきて、
「9割取れるようにならなかった」生徒は、
1人だけ。
東京から宮崎に引っ越してきた生徒だけ。




