日向学院高校の進研模試で
「塾長、進研(模試)の成績が出ましたよ」
「あ、そう。どうだった?」
「かつてない結果ですよ!」
「ん、どういう意味で?見せてよ」
「デジタルで今回出てるんですよ」
「デジタル?どういうこと?」
「ネットで見れるんです」
「ああ、そういうこと」
「だから紙の成績表はまだ出ていません」
「ふ~ん、そういう時代か……」
「はい」
「そうか、時代は進んで……、じゃなくて結果はどうだったの?」
「(にっこり笑って)はい、国数英の3教科で理系の中で1番でした」
「何!?……1番!?」
「はい(笑)」
「本当に!?すごいじゃないか」
「ええ、でも文系の人も入れたら総合で2番なんですけどね」
「いやいや、それはスゴイって……」
「そうですかぁ(笑)」
「そうだよ、高校2年生なんだから文系理系は分かれて考えていいんだよ」
「そうなんですか?」
「もう(授業も勉強も)進め方もやり方も違うからね」
「そうなんですね、じゃあ、やった……(笑)」
「いやいやいや、とうとうやったか……!」
「はい、とうとうやりました」
「ところでお母さんにはその結果は言ったの?」
「言いましたよ」
「で?」
「いや~、喜んでくれてましたよ」
「そうか、なら良かったよ……(^^)」
思い起こせば入塾時は30番の中にきっちりと入ること、
それが目標だったUくん。
「頑張ればそのうち間違いなく10番に入るからね」
「そうですか、それはちょっと……(ムリじゃないの?)」
「いやいやできるから。それくらい頑張らないといけないけど大丈夫」
「あ~、はい。とりあえず……頑張ります……」
後にお母さんと面談して10番以内に入れることを約束。
それも達成。
「実力テストでトップ取ろう!」
そう言って目標をさらにレベルアップして教材の種類を変えて勉強。
そうやって結果的に今回は全国模試(進研)での目標達成。
見事だった。
やはりこの子は「できる子」だったのだ。
それが証明できた。
お母さんの喜ぶ表情が目に浮かぶ……。
本当に良かった。
そういえば、以前に日向学院高校の校長に面会したときに、
「いずれウチの生徒のUくんがココでトップを取りますので!」
「そうですか、期待しています(笑)」(校長)
という会話があったのを思い出した。
現実になった。
ちなみに次の目標は来年9月以降の模試で全国トップレベルの成績。
そして現役での国立大学の医学部医学科の合格。
これは必ずやりきってUくんのお母さんを喜ばせるつもりだ。