塾長の考え(小中高生の違い)②
中学生の学習指導の場合。
勉強する最大のモチベーションは、
学年の番数。
要するに、
「番数が上がればよい」
この1点に集約される。
塾に要求される点はこの1点。
親御さんの評価の指標も、
学年の番数であることがほとんど。
それが塾の評価につながる。
中学生も小学生と同じで、
「勉強する意義」
などということを考える生徒は、
ほとんどいない。
親御さんからわが子への声かけも、
(勉強しないと)
「大人になってから困るよ」
という言いかたが大多数を占める。
それで、
「うん、わかったよ、お父さん」
「そうなんだ、わかったよ、お母さん」
となる子どもの場合は、
ある程度は上手くいく。
ただし、
それでは「動機」としては弱いので、
長期的に有効とはなかなかいかない。
つまり長続きはしない。
子どもからすると、
「勉強する意義」がわかっていないから。
(勉強すれば)
「おこづかいをあげるよ」
「ゲームをしてもいいよ」
「ゲームの時間を増やしてもいいよ」
「洋服を買ってあげよう」
などなどといった、
(親御さんとしては)
ニンジン作戦を使うことが、
結局のところ多くなりがちである。
では、
北斗塾ではどうするか?
学習指導においては、
(小学生の場合の)
①楽しく
②わかりやすく
③できたらほめる
これに加えて、
④塾で厳しく指導する
⑤自宅学習の習慣をつける工夫
この2点を努力目標として、
意識的に行う。
〔結論〕
学習指導に関しては、
自宅での学習習慣をつけることを、
目標に徐々に厳しく接していく。
これで県立高校の普通科程度ならば、
塾生のほとんど100%が合格できる。
なにも難しいことは、ない。
(続く)