塾長の考え(3月10日の合格発表)
やっと合格者が出た。
京都大学工学部の合格。(初)
誰もが画一的な指導(たとえば授業)を、
受ければ自動的にそうなるのではなく、
生徒は自分の学力と性格に合った指導を受ける。
これが1番目に大事。
その上で生徒は誰よりも努力する。
これが2番目に大事。
そして今回。
3月10日の発表は全国的に見れば、
東大と京大の合格発表日。
そして、自塾の生徒が合格した。
教え子で、
初めて京大合格者が出た。
Fくんおめでとう!
2日前に九大に合格したKくん同様、
やる前から「勝てる」とわかっていた勝負。
そもそも私立の〇〇高校●●科の中でも、
理系でトップの生徒が「Fくん」。
直前までみっちり学習指導できた感触もあり、
あとは、(合格の)連絡待ち。
発表は昼の12時。
その時間を過ぎても連絡が来なかった。
「あれ、何で来ないのかな?」
落ちているとはまったく思っていないが、
それにしても…、なぜ?
夕方の18時過ぎてから、
Fくんとそのお母さんがやって来た。
お、遅い…、何で??
毎日自宅のマンションの近くにバスが来る。
それは学校の通学用のバスであり、
宮崎市内では有名な見栄えのバス。
それを見れば、
「あ、〇〇高校のバスよ」
とほとんどの人がわかるバス。
Fくんはバス通の生徒だ。
それはともかく、
Fくんが私の部屋に入って来た。
「合格したよね?」
「はい、受かりました!」
「何で今まで連絡しないの?」
「え、今日は学校で、今帰って来たので…」
「学校? 何で?」
「後期試験対策で学校があったんです」
そこにお母さんがやって来て、
「車で迎えに行って、今こちらに来ました!」
そ、そうか…。
よくよく見てみると、
学校のカバンをもったまま塾に来ている。
自宅に帰らずに学校から塾に直行したのだ。
バスに乗らずに少しでも早く…。
ありがとうFくん(とお母さん)。
(合格した)お礼にとお菓子をもらった。
北斗塾としては、
合格した生徒には感想を書いてもらっている。
Fくんとお母さんも快く書いてくれた。
そこには、次のようなことが書かれていた。
(Fくん:生徒本人)
家から見えている塾だったので知っていた。
入塾の決め手は家に近かったから。
いろいろなことをしてくれてとても助かった。
やるべきことをやっていれば合格できる。
(お母さん)
行くことを嫌がることもなく、
塾での出来事もよく話してくれたりしていたので、
合ってたと思う。楽しそうでした。
感謝。