共通テストの得点調整
先日、共通テストの化学と生物の得点調整が発表された。
点数によっては合計で18点上がる生徒もおり、
この得点アップは大きい。
「たった10点アップか…」
と言っている生徒もいたが、
大学入試ともなると合否のラインに「1点差」で多くの生徒が並び、
たった「1点」が足りなくて翌年浪人する受験生が何人も出る。
そのような厳しい現状を知らない生徒が現実的に大勢いるだろう。
かつて塾生(予備校生)が「2.4点」足りなくて、
九州大学医学部医学科に不合格になった。
定員が100名でその生徒は102番だったので落ちたのだ。
そのようなつらい経験があるので、
「たった10点アップか…」とは私は決して思わない。
ありがたい話だ。本当に。
結果的に予備校生の前年比得点アップの数字が変わった。
前回のブログで「1人当たり平均100点アップ」と発表したが、
得点調整後、「1人当たり平均106.8点アップ」になった。
これが現時点での北斗塾予備校の実力だと言える。
共通テストで900点必要な生徒の結果だが、
正真正銘「予備校生全員」の結果である。
そして他にもいろいろと調べてみると、
最も成績アップした高校3年生は189点アップ。
最も成績アップした予備校生は178点アップ(800点満点)であった。
900点満点で最も成績アップした予備校生は147点アップだった。
高3生で九州大学を目指している生徒は、
5月の模試の得点から本番での得点は120点アップ⇒2次試験へ
高3生で国立大学の医学部医学科を目指している生徒は、
5月の模試の得点から本番での得点は111点アップ⇒2次試験へ
これが現時点での北斗塾【高校部門】の実力だと言える。
新たに考案した「共通テスト対策」が効果的だったようだ。