塾長の考え

塾長の考え(私大医学部受験)⑳

HKちゃんは東京の私大医学部進学希望。

(ほぼお父さんの個人的希望だが)

(東京が地元なので帰りたいし…)

 

彼女が3浪目に通った予備校は、

集団授業+個別指導の2本立て!

(今考えてみても「無敵」に見えるが…)

 

普通に考えたら、

①(大手予備校の)一流講師の授業

②最新の入試問題をベースとした教材の使用

 

この2点だけで、

ほとんどの親御さんや生徒ならば、

「良さそう」

だと思うはずである。

 

「予備校の一流講師の指導なら期待できる!」

そう思っても不思議ではない。

そのくらい高校生時代の教科担当の先生に、

「不満があった」

ことがその考えに至る最大要因と考えられるから。

 

さらに、

①きれいな校舎および教室

②たくさんの講師がいる

③個別指導コースで質問だってできる!

④自習室だって毎日通える(使いたい放題!)

 

こうなれば、

「信用できるし、安心」

という考えにいたることは自然な流れ。

 

それだけではない。

①たくさんの合格実績(昨年度)

②テレビCM(何で私が〇〇大学に!)

 

「え、すご~い!」

というふうになるのがあたりまえでは?

これで疑問をもつ親御さんや生徒がいる?

 

さらに個別指導コースに至っては、

「〇〇段階の個別指導!」

 

北斗塾予備校がだいたい8段階指導なので、

この「〇〇段階個別指導」については、

数だけ見れば何倍もの数字なので、

今までに何度もいろんな親御さんから、

「北斗塾よりもスゴイレベル分けですよね?」

と言われ続けてきた。

 

何度もだ。

 

今はこのカラクリがわかっているので、

私自身もそれが特にスゴイとは思わないが、

よく実態がわかっていなかった当時は、

「何かスゴイのだろうな…」

という感想を持っていた。

だから、

その親御さんたちの気持ち(期待?)、

それが今でもよ~くわかる。

未知のものには何かワクワクするからね。

 

さて、1つひとつ検証していってみよう。

まず、3浪目の結果はこうだった。

 

●「集団授業」と「個別指導」だったが…

1.理解できる問題は増えても成績が上がらない

2.質問ができる環境だったが成績が上がらない

3.自習室に通い詰めても成績が上がらない

4.予習も復習もできたが成績が上がらない

 

結局、合格できなかった。

(高校3年生のときを含めると4年連続)

 

なぜか???

 

 

(続く)

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