塾長の考え(塾への依存心)
昨日の日曜日にある生徒から電話がありました。
「先生、塾は今日開いていますか?」
その生徒の要望は塾で勉強したいというものです。
自宅では勉強(集中)できない、ということでした。
塾に依存することは短期的に見れば効果的ですが、
長期的に見ればどうでしょうか?
そもそも勉強は孤独な状態でやることで効果が出るものです。
周りにやる気がある人がいるから自分も頑張れる。
そういう要素も否定はしません。
でも、学年トップレベルの生徒はそんなことは言いません。
自宅で勉強できる人こそが、
将来にわたってずっと伸びていく人です。
依存することが慢性的になったら逆効果です。
「自宅じゃできない、塾でないと!」
と主張する生徒にはいつも話して聞かせています。
「環境ではなく自力でやれる精神力を養いなさい」と。
塾に毎日来させればおのずと学習時間が増えて、
成績も一時的には上がってきます。
あたりまえです、学習時間が増えたのだから。
でも、学習方法を根気よく指導して、
自宅での学習内容を指示しておけば、
自宅でも塾同様に学習できるようになります。
指導者側には根気が必要ですが。
結果、それができるようになった生徒の成績は爆上がり。
●●高校、▲▲高校のトップの生徒は北斗塾にいます。
2人とも自宅学習は平気で平日に4時間以上できます。
他の高校の10番以内の成績の生徒は、
土日それぞれ10時間以上を自宅で学習できます。
自宅学習ができる生徒の成績は抜群です!
環境に左右されず結果を出す力。
これこそが本物の力です。
それが必ず彼ら彼女らの将来性を豊かにします。
自ら成長していけるのですから。
塾に依存する習慣を身に着けてしまったら、
塾なしでは生きていけなくなりますよ。
まともな親御さんなら、
誰もそのようなことは望まないはずです。