塾長の考え(勘違い)①
「主観」と「客観」。
これらの言葉は重要語であり、
大学受験において必須のアイテム、
そう言っても過言ではない。
主に現代文で課題文を読むとき。
その違いが分かっていないと、
正確な解答は、まずできない。
また現代で言うと、
大学入試である共通テスト。
これの主要科目である英語。
英語のテストには、
1.リーディング(読解力)
2.リスニング(聴解力)
の2種類のテストがあるが、
「1」のリーディングにおいては、
この「主観・客観」の違いを、
意識した読み方ができなければ、
次々と間違う仕組みになっている。
英語の得点アップにも大切な言葉だ。
それらの意味を一応確認すると、
「主観」
●自分の意見
「客観」
●物事を公平・冷静に判断すること
さて、
これらの認識が甘い人は、
子どもであれ大人であれ、
学校の先生であれ塾講師であれ、
次々といろんな間違いを言う。
ここで、確認する言葉がまた2つ。
「間違い」
●事実と異なること。
「勘違い」
●自分の認識や解釈が事実と異なり、
思い込みや誤解から生じる、
主観的な間違い。
さて、
私が書いているこのブログも、
他の塾のホームページの内容も、
つまり世の中のすべての情報も、
「主観」と「客観」の2つが、
入り乱れており、
なおかつ情報供給は過多。
玉石混交の情報の中から、
人は自分の判断力を用いて、
真実を見抜かなければならない。
わざと嘘を書いてだまそうとする、
そういう場合もあれば、
情報を提供している人が、
「勘違い」したまま、
情報をまるで正しいかのように、
書いたり述べたりしている場合も、
たくさんある。
よって、
私が書いているブログも、
私自身が「勘違い」したまま、
正論だと思って書いている、
そういう可能性は常にあることを、
読む人は理解しておいてほしい。
ここまでが前置きだが(笑)、
私の意見をいつも通り述べる。
最近入塾した高校生と話してみて、
いつもながら思うのだが、
やっぱり「勘違い」している。
「授業」では、
できるようにはならない。
それが可能なのは小中学生まで。
いい先生の授業を受講しても、
それが学校でも予備校でも、
学習塾でも映像授業でも、
オンライン授業でも、
「授業」では、
できるようにはならない。
良くてわかるようになるだけ。
「わかる」と「できる」。
これらをすぐ混同する。
この傾向は、
学校の先生や塾講師にも、
多々見られる。
そして保護者の方たちにも。
その「勘違い」のせいで、
高校生たちは成績不振になる。
みんなそろって、「勘違い」。




