塾長の考え

塾長の考え(ショート 602)

何度でも教えるのは「勉強することの意義」。

 

塾に来て一生懸命頑張るのは当然である。

塾に来ると、

 

「勉強がはかどります!」

 

という生徒が必ず複数出て来るけれども、

それはあたりまえ。

 

そういう空気づくりをしているのだから。

 

言い方を変えると、

やる気になる「文化」を醸成している。

 

自らの属する塾の文化に染まりながら、

基盤となる法則に基づいて、

将来のビジョンを描いた上で学習する。

 

それができていない生徒が、

自宅に帰ると一転して勉強をしないのだ。

 

将来のビジョンがなくても、

塾に来れば勉強できる生徒は大勢いる。

 

だから、

「そこ」に価値を見出して、

 

「塾に毎日通えば成績が上がるはず」

と勘違いすると悲劇が起こる。

 

実際に毎日塾通いした先輩が、

過去に必ずいるはずだが、

合格するのは元々が優秀な生徒だけ。

 

それなのに…。

 

そもそも生徒本人が優秀ならば、

塾に毎日通わなくても合格する。

 

毎日塾通いすることで自制心が弱くなる。

 

自立心や克己心も養えない。

過剰な塾依存はさせてはいけない行為だ。

 

大学進学後のことも考えた指導をすべきだ。

 

勉強時間の多寡だけで合格は決まらない。

 

受験で勝つためには、

戦略、スタイル、構造、システムが、

生徒本人の個性とマッチすること。

 

生徒本人がどこに立つべきか、

何を目標とすべきかが見えていること。

 

生徒に主体性が育っていくなら、

残り数ヵ月での成績急上昇も夢ではない。

 

 

(続く)

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