塾長の考え

塾長の考え(中学生の指導)中編

「とうとううちの子の話ね (^^♪」

 

そう思われているかもしれない中、

 

「早めのブログの更新をしますね、

Sくんのお母さん(笑)」

 

さて、

 

話を2ヵ月前に戻す。

 

「先生のところの『自立型』が…」

「ああ、なるほど、そうですね…」

「ちょっと主人は乗り気ではないのですが」

「え、そうなんですか」

 

たぶんお父さんはブログを読んではいなくて、

お母さんは毎日ブログを読む。

(私は「毎日は」更新していないが…)

 

そのせいで、

 

Sくんのお母さんは、

「自立型個別指導」に興味を持っている。

 

息子のSくんにとっての起爆剤に、

もしかしたらなるのでは…。

 

そう思っていたから再入塾を決意。

(お父さんの方を説得したのだろう)

 

で、私はSくんのお母さんに言った。

 

「〇〇〇塾は集団授業の塾です」

「はい」

「北斗塾は個別指導の塾です」

「はい」

「で、『自立型』のやり方です」

「わかっています」

「上手くいかないかもしれません」

「え?」

「集団授業というものは…」

「はい」

「先生の言うことだけを聞くので…」

「生徒は依存性が強化されるのです」

「あ~」

「で、その真逆になるわけです」

「…はい」

「最初の3ヵ月間くらいは…」

「…はい」

「成績が悪い方に出るかも、です」

「え~…」

「いや、最初の2回くらいは…」

「…はい」

「成績も下がるかもしれません」

「え~…」

「その覚悟は…大丈夫ですか?」

「…、わかりました」

「あ、そうですか…」

「半年間は我慢しま~す(苦笑)」

「え~と…、あ、はい、だったら」

 

そういうやり取りがあった。

 

最初に。

 

学年10位の優秀な成績のSくん。

 

ある程度は〇〇〇の塾の授業に、

適していたからこそ、

 

その成績を取っている。

 

その逆のやり方(自立型)をすれば、

適応するのに軽く3ヵ月はかかるはず。

 

その後、

 

ゆっくりだが成績が上がり始める、

 

というのが私の見立てだった。

 

そして復塾後の一発目のテスト。

 

結果は、

 

 

 

「468点 / 500点満点」

 

 

「え、そんなに!?」

「あ、はい」

「やるね…」

「あ、はい」

 

すぐにお母さんがやってきた。

 

「うちの子、自立型の指導に、

合っていたみたいです!(笑)」

 

「え、いやまだ序の口程度ですが…」

「先生~、ありがとうございます!」

「あ、はい…」

「これからもよろしくお願いします!」

「あ、わかりました~(笑)」

「じゃ、どうも~(笑)」

 

出来の良い生徒というものは、

かくもあっさりと結果を出すものだ。

 

そして成績表が先日出た。

 

「先生、これです」

「これは…」

 

(続く)

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