予備校生の2次試験の指導で
京都大学を受ける生徒がいる。
合格するには6割の得点が必要だが、それは標準的だ。
国公立大学の2次試験を受ける際に合格に必要な点数。
その標準的な点数は得点率でいうと6割前後が妥当だ。
それ以上の点数を取らないと合格できない場合は、
そもそもセンター試験での点数が合格ラインに達していない。
だから、2次試験で得点しないといけない点数が8割という場合は、
かなり背伸びをしている受験と言える。
あるいは、5割取れればいいという場合は実際のところ…、
その大学は受験生のレベルからすれば低いと言える。
入学後に幻滅する場合もあるだろうと推測する。
京都大学を受験する生徒は日本最難関大学の受験となるけれど、
そこを目指して猛勉強してきたからこそ、そこを受験できる。
それだけのセンター試験での得点があったからこそ受験できる。
それだけでもすごいことだと思う。
後は京都大での本番勝負だが、これにはいろいろな戦略が必要だった。
私が描いた戦略通りに学習してきたその生徒。
それが功を奏すことを楽しみに指導を続けている毎日だ。