塾長の考え(お別れ)その1
先日(2月27日)に、
塾生のⅠくんと記念写真を撮った。
今年の4月になれば、
Ⅰくんは宮崎大学工学部に進学する。
彼は推薦入試で合格した。
推薦入試の内容は、
1.数学(数Ⅰ、数Ⅱ)
2.小論文
3.面接
の3本立てだった。
夏に入塾後、
毎日塾で特訓だった。
何時間も何時間も、
来る日も来る日も。
自立型個別指導や自立型個別学習。
これらを標榜する北斗塾では、
毎日通塾して指導をしたり、
個別特訓をしたりすることは、
原則として推奨しない。
高校3年生であり、
どう考えても絶対的なピンチ。
そういった生徒限定で、
「毎日通塾する」を許可している。
平常的にそうすることはまずない。
「毎日自習できる」
そんな環境を塾が生徒に、
提供をしてくれれば、
「(わが子の)成績が上がっていく」と、
期待する親御さんの気持ちはわかるが、
そうはいかない。
毎日塾通いすれば、
(本当の)成績が上がる。
これはほとんど幻想である。
「そんなことはない!」
というどこかしらの塾が、
猛反論してきそうだが、
適当なことを言ってもらっては困る。
もしも、
毎日通塾して「特訓」を受ける、
そういうわけではなく、
ただ単に「自習」をする、
そのためだけに毎日塾に行く。
そんな単純なことで、
成績が上がるのは中学生まで。
もしくは高校生ならば、
それで成績が上がるのは、
「定期テスト」に限られる。
学校の定期テストの難易度は、
基礎・基本レベル。
そのレベルでは大学入試には通じない。
さらに、
定期テストで優秀な成績をとる生徒は、
テスト範囲を「何回も」繰り返す。
ほとんどの問題と解答を「暗記」する。
だから高得点をとるのだが、
それで満足してしまうために、
「真の学力」をつけることを拒む。
基礎・基本の力を構築して、
その後に標準問題や応用問題をすれば、
「真の学力」をつけることは可能だが、
ほとんどの高校生はそうしない。
(思考力をつける勉強は)きついから。
毎日生徒に通塾させることを推奨する塾は、
生徒の自習の中身に関しては、
ほぼ把握していない。
させているだけ。
高校生は「自習!」と言いながら、
学校の課題をするだけ。
それが実態。
それで「真の学力」がつくことは、
ほとんどない。
「塾でなければ勉強できない!」
その生徒の弱い心理を利用して、
ビジネスをするべきではない。
本番の「大学入学共通テスト」では、
高度な思考力や判断力が要求される。
その力は、
適切な指導と訓練をしない限り、
(普通の生徒であればこそ)
身にはつかない。




