塾長の考え

塾長の考え(私大医学部受験)⑩

「カリキュラム」という言葉がある。

 

一般的にはどういう意味かと言うと、

①教育目標達成のために、

②学校が行う教育活動のことで、

③教育課程とも呼ばれる。

大学のカリキュラムと言えば、

①学校でどのような科目が学べるのか、

②どのような形式で学べるのか、

③どのようなスケジュールで学べるのか、

④どのような教材や施設を使って学べるのか、

ということになる。

要するに「カリキュラム=時間割」と、

考えても間違いではない。

時間割もカリキュラムの一部だから。

これをベースに生徒は学習していく。

そこで、だ。

北斗塾(予備校)で言うと、

①生徒の目的達成のために、

②塾(予備校)が行う個別指導で、

③●●●●と呼んでいるものを作成し、

④これをことごとく実現することで、

⑤第1志望大学に合格させる。

※●●●●は今年度に商標登録予定。

 

HKちゃんが通っていたA予備校は、

もっとも高校生の間では知られている、

模試で有名な予備校である。

HKちゃんが通っていたB予備校は、

「医学部行くなら●●予備校だね」

「東大受験するなら●●予備校だね」

と宮崎の高校の先生なら口にする、

A予備校とはライバル関係である。

HKちゃんが通っていたC予備校は、

「なんで〇〇が△△に!」

の予備校で多段階式にきめ細かい、

個別指導と集団授業を売りにしている。

C予備校は時々親御さんたちに、

「北斗塾予備校とどう違うのですか?」

そう聞かれるが、まるで違う。

あちらは全国的にテレビCMで有名。

北斗塾予備校は宮崎市の瀬頭交差点、

そこにある角ビルの塾。

塾がやっている予備校。

もうまるで違うのだが、

今回はその内容は割愛する。

 

ではここで問題。

なぜそれら優れた予備校に通ったのに、

HKちゃんは医学部(私立大学)に、

合格できなかったのか?

ちなみにHKちゃんが通っていた高校は、

東京ではとても有名であり、

その高校に合格することは、

宮崎でもっともレベルの高い高校に、

合格するよりも難しい。

つまりHKちゃんは元々優秀なのだ。

秀才だったHKちゃんが、

日本屈指の予備校に、

高校生のころから通っていた上に、

3浪しても合格できない受験、

それが「私大医学部受験」である。

合格できなかった理由は、

細かく見ればいろいろとあるだろう。

でも私に言わせれば、

彼女が合格できなかった最大の理由、

それはおそらく本人の覚悟だと思う。

その上で適切な指導を受けていたら、

おそらく現役高校生で合格したはず。

「適切な指導」とは何か?

ズバリ言うと、

本人の学力に応じて、

指導内容を変化すること。

これができる塾であれば大丈夫。

 

(続く)

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