塾長の考え

塾長の考え(期末テスト)⑲

目の前にいる生徒(塾生)。

 

最初は見た目しかわからない。

 

コミュニケーションを重ねて、

ようやく、

わかってくることがある。

 

一言で言えば「性格」。

 

その「性格」とやらは、

奥が深いので完全理解は、

なかなか難しい。

 

性格とは、

 

①生まれ持ったもの(先天的)

②環境で身についたもの(後天的)

 

この2つの要素からできており、

①に関して言えば、

 

1.親から受け継いだもの(素質)

2.天から授かったもの(才能)

 

この2つに分別できる。

 

通常の学習塾がしていることは、

「テストに出るところの授業」

「質問に対しての受け答え」

 

どうしてもこれらがメイン。

そうなってしまう理由があるのだが、

それはまたの機会に説明する。

 

北斗塾がしていることは、

上記の内容以外にもあり、

 

「生徒を自立型にする」

 

ということ。(これがメイン)

 

ここが他塾との大きな違いだ。

 

4月以降に入塾してきた生徒と、

その前から在籍している塾生との、

目立っている「違い」は何か?

 

自立度の違いが大きい。

 

自立とは、

自主+自律+自制+自発+自活。

 

この5要素で成立するが、

これら「5つの玉」をどう磨くか。

 

これが北斗塾の指導。

 

その生徒への指導が、

根本的な指導かどうか。

 

そこにこだわっている。

 

医療用語で言えば、

「原因療法」とか「根治療法」。

 

北斗塾の自立型個別指導は、

これに該当する。

 

この言葉と対置される言葉に、

 

「対症療法」

(たいしょうりょうほう)

 

というものがある。

 

対症療法とは、

ある病気の患者を治療するとき、

その症状を軽減するための治療だ。

 

それに対して、

 

原因療法(根治療法)とは、

疾患の完全な治療を目指して、

その原因自体を取り除く治療だ。

 

短期的な結果を求めるならば、

「対症療法」がいいことが多い。

 

長期的な結果を求めるならば、

「原因療法」がよい。

 

わが子が指導を受けるとき、

どちらがいいだろうか?

 

親御さんは今一度、

このことを真剣に考えた方が、

良いのではないだろうか。

 

目先のテストが、

定期テストや課題テストであれば、

 

「範囲をとにかく3回繰り返せ!」

 

といった塾での指導でも、

それ相当の結果が出てくる。

(特に相手が中学生ならば)

 

そこで出てきた結果は、

1つの「成果物」なので、

否定はしない。

 

しかし、

それを年中繰り返しているだけ。

 

そういう塾が多いことも、

本当は知っておくべきではないか?

 

ちなみに、

対症療法には別名があって、

「姑息的療法」

と言うらしい。

 

 

(続く)

 

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