塾長の考え(大学入試 前期試験)後半
連日、大学合格の報告が来る。
しかし、
塾生や予備校生の全員が第1志望大学に、
合格できるわけではない。
今年もそれを経験した。
正直言って1人でも不合格になる生徒が、
出てくると気が重い。
今日の時点で、
志望大学に対する共通テストの結果が、
「E判定」で受験した生徒の合格率は、
50%といったところだ。
共通テストで「E判定」であっても、
2次試験で高得点を取れるのならば、
合格することもできる。
「悔いを残さない挑戦」
を生徒が望めばそれを拒むことを、
私はしない。
だが現実的には非情な結果が出ることも、
その場合には起こる。
合格すれば、うれしい。
そのためにやってきたのだから。
不合格になれば、くやしい。
そうなるためにやってきたわけではないから。
挑戦して負けたときにどうするか?
一時的な挫折としてとらえるか、
完全なる敗北としてとらえるか。
実は「負けた」ときこそ、
その人の真価が問われる。
勇気ある挑戦だったのか、
無謀な挑戦だったのか。
いずれにしても出てきた結果に対して、
どう対処するかが本当は大事。
それで未来が決まる。
合格した生徒は、
「本当に奇跡です…」
と感涙して喜ぶ。
その場合には堂々とその大学へ、
進学すればいい。
不合格になった生徒は、
いろんな思いが交錯するだろうが、
結局、人生はこれからも続く。
捲土重来の精神で前を向いて行くべき。
生徒を「塾生」として預かった立場で言えば、
不合格になった生徒を、
「次こそは」と思うが、
それを主張できる立場では当然ない。
親御さんからの信頼に応えられず、
本当に不甲斐ない。
心底、反省するしかない。
前期試験が終わって、
不本意な結果に終わった生徒には、
まだ後期試験がある(生徒もいる)ので、
そこで巻き返しを狙うしかない。
話は変わるが、
先日行われた県立高校の入試。
その問題の出来栄えはかなり良かった。
この内容とレベルならば、
3年後の大学入学共通テストの難易度に、
耐えうる「基礎学力(中学版)」を測定できそうだ。
今回の問題作成者はかなり優秀だと思われる。
ところで今回の入試の倍率は、
少子化の影響というよりは、
高校無償化の影響だったようだ。
来週の今ごろには県立高校合格発表だが、
県立高校に進学する生徒も、
私立高校に進学を決めている生徒も、
本当は3年後が大勝負。
その自覚を「今」もつことは、
大変難しいかもしれないが、
早めのスタートを切れた生徒ほど、
3年後には「黄金の結果」が手に入る。
そうなる確率は高い。




